9歳の少年に追いつきたい
「やはりシンガポールの少年に追いつきたい、っていう気持ちがあったからだと思います。ニュースに感心して自分でも作ろうと思うようになりました。書籍を買いあさって、今は家に20冊ぐらいiPhone開発関連の書籍があります。慣れの問題で、数カ月も勉強していれば自然にできるようになりました。シンガポールの少年が作ったアプリと同じアプリを作れるようになったのは1年後です」
1年で少年に追いついたが、tehu氏には元々適性があったのだろう。学校ではパソコン研究部に所属。iPhoneを担当している。
「開発のおもしろい点は、やっぱり自分の書いたコード通りにコンピュータが動いてくれることですね。しかも、世界を相手に勝負できるシステムが整っているので、iPhone向けアプリの開発に没頭してしまいました」
そしてついに、2作目で大ヒットアプリ「健康計算機」が生み出された。ヒットアプリの作り方とはどのようなものだろうか。