石原都知事「私が1.8兆円増やした」

環境問題では候補都市の中で最も自信がある

 でも子孫に対する責任もあるし、やらなきゃならないんです。ゲオルグ(ポーランドの詩人)の「たとえ地球の滅亡が明日に迫ろうと私は今日林檎の樹の種子を植える」という言葉がありますが、東京は今、それをやっています。例えば、大気汚染は、東京と隣の神奈川など4県で広域行政として、ディーゼルエンジンを規制して、ひじょうに空気が良くなった。みんなに感謝しています。

 近未来をどうするか、オリンピックのためじゃなく、もっと住みよくいい街にしようと、2年前から、10年後の計画を立てています。街路樹を、100万本以上増やします。小学校グラウンドをすべて、芝生を植えて緑化を完成しようと思っています。環境問題では4つの候補の中で自信があります。

 昨年、イギリスの雑誌(モノクル)が発表した世界で最もすみやすい街は、東京がコペンハーゲン、ミュンヘンに次いで3位なんですね。昼間人口1700万人という割には住みやすい。東京を世界一すみやすい街にすべく努力をしています。(以下一問一答)

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