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官能と憂鬱のフランス【4】Hotel Le Meurice エレガンテ達のサロン
オテルリッツから徒歩5分、ヴァンドーム広場をブチェラッティの方角へ抜けて行くと、リヴォリ通りがあります。テュイルリー宮の広大な公園が清々しい、大きな通りです。その通りの中程に、Le Meurice(ル ムーリス)はあります。日本ではあまりなじみがないですが、ルムーリスは、パラスホテルな上、世界に5軒しか存在しない、高級で個性的なホテルが加盟するドーチェスターコレクションの一つです。 -
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富裕層は長生きできない!?【その3】
もう4月下旬だと言うのにまだシングルの外気温! こんな日はお気に入りのカフェで、誰しもマッタリしたいもの。今日は大学の同僚にすすめられた代官山のブティックでひらかれている展覧会に寄りがてら、以前からお気に入りの八幡通りに面したこのテラス席のあるこのカフェに、眠たい目をこすりながら座っている。 -
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スーパードクターと巡る モナコ・パリ【3】
モンテカルロからニース空港までタクシーで30分ほどですが、100€の運賃でした。ニース空港についてチェックイン、14ゲートとの指示を口頭とボーディングパスに記載していただき14ゲート手前のラウンジで搭乗を待っていました。先発便が予定時刻より出発が遅れていました。すでに搭乗時間、出発時間ともに回って掲示板を見ると既に搭乗終了で出発した後。つまり乗り遅れて搭乗カウンターはクローズド。真っ青になりました。 -
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海のあたりから見たニッポン【春編】
三寒四温とはよく言うが、気温差10度の乱高下に翻弄されたこの4月。やっとダウンジャケットを手放せそうだとホッと一息つく。ふと気がつけばもうゴールデン・ウイークが間近に迫っているではないか。今回はなかなか春が来てくれず、待ち遠しかったと振り返ってみる。 -
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官能と憂鬱のフランス【3】文化の聖域 St Germain des Pres
モンサンミッシェルよりレンヌを経て、パリに戻ってきました。次のホテルは、Le Meurice(ル ムーリス)って、リッツから歩いて5分のホテルなんですけど……。ホテルにつくと、早速お散歩へ。目指すはパリに行くと必ず立ち寄るサンジェルマンデプレです。その前に、シテ島とサンルイ島もちょっと大回りですがブラブラ。 -
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スーパードクターと巡る モナコ・パリ【2】
モナコ到着は19時を回っていましたので、エルミタージュホテル近くのカフェ・ド・パリで夕食を取りました。モンテカルロではあまりにも有名な、レストランです。100年の歴史があるカフェとしても有名です。1988年に当時1億フランの巨額を投じて完璧に復元されたベルエポック・スタイルは一見の価値があります。決して豪華ではありませんが、活気にあふれ席は満席状態でした。パスタ、ラム肉、オニオンスープ、フルーツなどアラカルトでオーダーしましたが味はなかなか。かなりのレベルです。 -
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今年の京都の桜たち ~ 鴨川、平安神宮、醍醐寺
今年は いつまでも寒さが続き、4月も半ばとなりましても、冬物の羽織やショールを片付けることができません。それでも 花冷えも 悪いことばかりではなく、桜の花が ずいぶん長持ちしています。自宅近くの 鴨川辺りの桜です。もう2週間ほど 咲き続けています。花の季節がきます度に、幼い頃、この街道を走る父の車の窓から、「桜のトンネルみたいやなぁ~」と 見上げていました光景を、今もはっきりと 思い出します。 -
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ワシントンポストの鳩山首相こきおろしと外交の駆け引き
4月14日付のアメリカ「ワシントン・ポスト紙」はワシントンで47カ国が参加した核安全保障サミットに集まった各国首脳をコラムで採点し、「勝者」と「敗者」に分類しました。この「アル・ケイメン氏」という人物のコラムが日本の鳩山首相を「最大の敗者」とこきおろしたので、話題になっています。 -
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官能と憂鬱のフランス【2】ブルターニュ 神秘のモンサンミッシェル
リッツに何日か滞在した後は、モンパルナスからレンヌに向かい、レンヌよりモンサンミッシェルへ向かいました。モンサンミッシェルというのは夜間になると外門が閉じられてしまう鷹の巣城型の遺跡で、天使ミカエルのお告げにより修道士が建造した神秘の世界遺産です。満ち潮になれば遺跡は海に囲まれ、引き潮になると浜地が出現して、様々な表情をみせてくれます。 -
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アートの見本市 アートフェアー
春は美術業界も活気付く季節である。美術館では大規模な展覧会、オークションハウスでも話題性のある華やかなオークションやそれに伴うプレビューやパーティー、そしてアートフェアーの開催など。アートフェアーというのはいわばアートの見本市。一つの会場に美術商達が作品を持ち寄り集まって売買する場であり、会場内ではコレクターだけではなく、美術評論家や美術館のキュレーター、作家等多くの美術関係者達が集まり情報交換の場でもあり、思わぬネットワークが出来たりもする。 -
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上海から揚州、蘇州へ。蘇州シャングリ・ラ最高の寝心地の秘密
上海の万博事前視察にて、上海から少し足をのばして江蘇省を訪れました。上海駅から特急で2時間弱、まずは鎮江駅に到着。駅からほど近く、1600年前に造られた宋の時代の街並みが残る「西津渡古街」は、石畳の狭い路地の両側に書芸やお茶のお店があって落ち着いた風情。ぶらぶら歩いているとなんだかタイムスリップした気分になります。 -
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万博開幕直前の上海で3つの世界最高級体験
5月1日から10月31日まで開催される上海万博は、入場者数の見込み7000万人、万博市場最大の面積にパビリオン数とさすがの規模の大きさ。日本人の入場者数も100万人を目指すそう。ひと足お先に(会場はまだ完成していませんでしたが…)視察団として会場を見ましたが、今回は万博だけではない上海の世界最高級の体験をリポートします。