ヒットはアナログにあり
健康計算機
「もともと自分の体型(身長1メートル92、体重88キロ)に悩みがあったことから作りました。プログラム自体は簡単で、厚生労働省からデータを引っ張り出してイジイジして完了でしたが、一番困ったのはアプリのデザインですね」
実際にはプログラムは3時間で完成。だが、デザインに2日を要した。アプリをヒットさせる秘密は、どうやらここにあるようだ。
「単純なものほどデザインが難しくなるっていうことは、よくあることで、漢字書くときでもすごい難しい字はきれいに書けるのに簡単な字(女とか)は難しかったりしますよね。あれと同じです。デザインにかけた時間の半分はアイコンデザインとアプリ名称にかけました。よく僕の講演でも言うのですが、アプリで一番大事なのはアイコンと名称なんです」
健康計算機のアイコンは、背景が青を基調とした円形グラデーション。そこに白い長方形型の人間が経っているというシンプルで、なおかつ印象的なデザインだ。
健康計算機
どうやら、アナログな要素が多いように思えてくる。プログラムが苦手な人でも、少し勉強すれば、ヒットのチャンスは転がっているのかもしれない。
中学生にして、ここまで形にしたあたりは流石だ。では、今後の開発や夢は?