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アジア株投資の全て
平成の30年間で、世界の情勢は大きく変わった。世界の時価総額ランキングで平成元年に上位を占めていた日本企業の名はほとんど見かけない。マイクロソフト、アップル、アルファベット等の米国企業を筆頭に、アリババやテンセントといった中国企業もランクインしている。個人投資家の海外投資も増えてきている。今回は、成長市場として急激に存在感を増しているアジア株式市場について中国・インド・ASEANの3つを解説していく。 -
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コロナと大統領選で主役に?米国のヘルスケア投資
医療崩壊が現実味を帯びてきた。OECDによるとイタリアの人口1000人あたりの病床数は3.2で、ドイツ(8.0)などの半分以下の水準だ。日本でも医療従事者の感染が拡大していたり、沖縄県の玉城知事が医療体制の脆弱さから沖縄への渡航を自粛するよう呼びかけるなど、他人ごとではない。 米国の大統領選挙でも、医療制度に関する施策が注目される。 こんな環境だからこそ、ヘルスケア投資を紹介したい。ヘルスケアとは、日々の生活を支える医療に関連する分野のことで医薬品や機器、サービスに渡る様々な分野がある。バイオテクノロジー、ダビンチなどの手術支援ロボット、遠隔医療サービスなど話題にも事欠かない分野だ。アメリカのヘルスケア事情と、見通しについて解説する。 -
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富裕層があえて贈与税を払う理由
平成25年度の相続税制改正により、相続税の基礎控除額が大きく減少した。「大相続時代」とも呼ばれる超高齢化社会の中で、新しく相続税の課税対象になった方も多い。相続税の節税方法は様々あるが、年間110万円までは非課税で贈与できる生前贈与により課税財産を減らすことができるということはほとんどの方がご存じだろう。贈与税は税率が高いから110万円ずつ贈与しているという話をよく耳にする。 だが、それだけでは税金対策としては不十分だ。思うように財産を減らすことができず、結果的に多額の相続税がかかってしまう例も多い。具体的な例を使って「贈与での節税」を最大化する方法を見ていく。 -
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分散投資の必須知識、資産ごとの値動きの関係
ポートフォリオ運用は、性質や値動きの異なる複数の資産に分散ささて運用することにより、安定的な運用成果を目指す手法だ。主に機関投資家が取っていた手法だが、近年のファンドラップやロボアドバイザーサービスの登場により個人投資家にも広まっている。分散方法はそれこそ何兆通りも存在するが、分散投資の考え方を知らないまま運用している投資家も多い。分散投資を行う上で必須の知識、各資産クラスの関係を解説する。 -
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富裕層にとっての新常識。「家族信託」での認知症対策
近年の認知症患者の増加に伴い、財産の凍結を防ぎ、相続税を節税するために富裕層から注目が一気に高まってきている「家族信託」についてご存じだろうか。これからの’富裕層の常識’になるであろう「家族信託」について解説する。 -
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資産運用の決め手、ポートフォリオの具体例
「資産運用の結果の9割は資産配分で決まる」と言われている。実際に、世界最大級の運用会社であるバンガードのレポートでも、資産配分が91%を占めるという研究結果が出ている。海外の著名なファンドマネジャーが提唱したポートフォリオなどを簡単に特徴と資産配分、リターン、リスク、シャープレシオについてまとめた。 -
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「損しない」ための積立投資
コロナウイルスで大荒れの相場。下落相場を初めて経験する投資家も多いだろう。個人投資家が安定して勝ち続けることは難しい。損失を抱えている投資家の方が多いだろう。個人投資家が失敗してしまう理由と、損失を防ぐ「積立投資」について説明する。 -
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暴落時の今だからこそ考えたい「コモディティ投資」
コロナショックにより、資産に大きく打撃を受けている方が多いのではないだろうか。株式や債券が年初来大幅なマイナスになっている中、4月13日に金地金の店頭販売価格が40年ぶりに最高値を更新した。金や小麦などの実物資産に投資する「コモディティ投資」について見ていく。 -
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銀行に預金するとお金が減る理由
「銀行に預けておけば安心」バブル崩壊時に北海道拓殖銀行や日本長期信用銀行が破綻したが、未だほとんどの日本人がこの預金神話を信仰している。しかし、それは大きな間違いだ。昨今の銀行の経営環境は厳しさを増しており、口座を持っているだけで「口座維持手数料」がかかる時代がすぐそこまで来ているのだ。実際に、りそな銀行をはじめとした多くの銀行で休眠口座を対象にした口座管理手数料の徴収が始まっており、三菱UFJ銀行でも2020年10月から2年間取引がない口座を対象に年1200円の手数料をかける見込みだ。 日本銀行によると、個人の預貯金残高は2019年末で約1903兆円。うち現預金は1008兆円と、過去最高を更新した。今回はすべての日本人に向けて、銀行口座にかかる手数料について解説していく。 -
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富裕層が米ドルで運用する理由
富裕層の資産運用では、リスクを取って増やしにいくことよりも家族や子孫のために「守る運用」が特徴としてあげられる。そのような富裕層の間で特に人気があるのが米ドルだ。日本のマイナス金利の環境下での運用は厳しさを増しており、今年3月には年金を運用するGPIFも資産配分を見直し、外債投資の枠を1.6倍に増やすと発表した。今回は、富裕層個人から法人までこぞって投資している米ドルについて解説する。 -
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コロナショックの今、知っておきたいキャッシュレス
世界中の話題はコロナ一色である。感染拡大のペースはすさまじく、重症化する人も多い。4月7日には安倍首相が7都市を対象に緊急事態宣言を行い、感染拡大を防ぐため3つの密(密閉、密集、密接)の環境を避ける等、外出を減らし人と接触しないことを要請した。外出が減り、気が滅入っている方も多いのではないだろうか。 -
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急落相場で1人勝ち?日本と海外のファンド分析
株式投資の格言で、1番といっていいほど有名な格言である。人並みにやっていたのでは、人並みの結果しか得られないという意味だ。 新型コロナウイルスが世界を席巻している。今年に入り、特に3月は多くの投資家にとって受難の月になった。月間でNYダウ平均は3492ドル安、日経平均は2225円安。この暴落相場で凄まじいパフォーマンスを残した、知る人ぞ知るヘッジファンドがある。日本の投資信託と比較してご紹介する。少しでも「裏の道」を探す助けになれば幸いだ。