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年初来6.2%プラス、ロンドンで注目のヘッジファンド
ロンドンのマルチストラテジーファンド、Fulcrum Diversified Absolute Return Fund が4月末時点で6.2%のリターンを上げた。バークレイヘッジ・インデックスの同種マルチストラテジー戦略の平均リターンはマイナス6.3%であるため、投資手法が注目されている。 -
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相場予測に役立つツール2選
資産運用を行う上で、特に短期では安値・高値を見極めることが重要だ。完璧に当てることはできなくとも、相場の流れや現在位置を知ることで効率の良い資産運用を行うことができる。 今回は、世界中で支持されている相場理論、エリオット波動とフィボナッチ数を解説する。相場の大局観を養う上で非常に重要な考え方のため、最後までお読みいただけたら幸いだ。 -
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大手運用会社の相場観【5月版】
日本や欧米では新型コロナウイルスの影響も一服し、経済活動の再開に向けて期待が高まっている。二番底を待っていて、4月からの上昇相場に乗り遅れた方も多いのではないだろうか。失業率など指標は軒並み悪い結果だが、景気悪化の底が見えたことが安心感につながっているようだ。短期での株価予想は本当に難しい。 ヘッジファンド運用も行うアメリカの大手資産運用会社、フランクリン・テンプルトンが、現状をふまえて「どこに投資するべきか」を資産別、国別に発表した。大手ヘッジファンドの相場観をご紹介する。 -
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運用の新常識「ブラックスワン」とは
技術革新とともに、AIを活用したシステムトレードが運用の世界でも拡大している。世界最大のヘッジファンド、ブリッジウォーターを率いるレイ・ダリオ氏もAIを駆使してリターンを残してきたが、コロナショックで20%以上の損失を出し投資家に謝罪した。 統計学的には今回の暴落は1600億年に一度の確率だったが、AIに予測できない事態がしばしばおこるのが金融の世界だ。「確率論や過去の経験からは予測できない極端な事象が発生し、人々に大きな影響を与える」ことを「ブラックスワン」という。全ての白鳥が白色と信じられていたが、黒い白鳥が発見されたことで鳥類学者の常識が崩れたことが由来だ。 相場は生き物であり、先のことは誰にもわからない。安定した運用を行うためには、コロナショックのようなブラックスワンに備える必要がある。そのための投資手法と、それを採用しているヘッジファンドがどんなパフォーマンスを残したか解説する。 -
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コロナショックで稼いだヘッジファンド7選
今回は、3月末までのパフォーマンスを見て「大きく値上がりしたヘッジファンド」7選をみていく。以前戦略別のパフォーマンスを解説したが、実際にどんなヘッジファンドが値上がりしていたのか具体的に紹介する。暴落に備える運用をしたい方は必見だ。 -
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ヘッジファンドとESG投資
「どんな相場でも絶対収益を追求するヘッジファンド」と「環境や社会に配慮し、持続可能な企業に投資するESG投資」は相反するように聞こえるが、実はそうではない。近年ESG投資を取り入れているヘッジファンドは増えており、世界最大級の運用会社であるブラックロックによると好調なパフォーマンスを残しているようだ。今回は、ヘッジファンドとESG投資について解説する。 -
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コロナショック下のヘッジファンド
新型コロナウイルスは日本での感染者数も落ち着き始め、各国で経済活動再開の動きが見られるようになっている。日経平均など株式指数の高値まではまだ遠いため、評価損を抱えている方も多いのではないだろうか。世界的に大打撃を受けたコロナショックによって、3月までの第一四半期でヘッジファンドはどんな結果を残したか。ヘッジファンドのパフォーマンスと今後についてみていく。 -
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ヘッジファンド業界の変化2020
2020年のヘッジファンド業界は苦戦を強いられており、1-3月の第一四半期で330億ドルの資金流出が起きた模様だ。リーマンショック以来の資産流出額となったが、「資産の1%ほどしか流出が起きなかった」ともいえる。バークレイヘッジ・インデックスによると、2008年のリーマンショック時には第四四半期で26%の資産が流出していた。コロナショックはまだ続いているため解約が増える可能性もあるが、きわめて少額だったといえる。 下落幅だけ比べたらリーマンショックの方が大きいが、解約率がここまで減少した理由はヘッジファンド業界の変化によるものだ。リーマンショックによる大規模な資産流出を受けて、ヘッジファンドがどう変化してきたか説明する。 -
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仮想通貨ヘッジファンドの動向【最新版】
ビットコインやイーサリアムなど、仮想通貨の種類は数多い。2017年末のビットコインの上昇が大きな話題になったことをご記憶の方も多いだろう。ニュースに取り上げられる頻度は減ったが一時期の過熱感はなくなっており、仮想通貨を投資対象に運用を行うヘッジファンドも増加してきている。Tyr Capitalの運用するヘッジファンドは、2020年の運用成績が4月末時点でプラス11%を記録した。今回は、仮想通貨ヘッジファンドの現状をPwCとエルウッド・アセットマネジメントが5月11日に公表したレポート『2020 Crypt Hedge Fund Report』をもとに解説する。 -
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ヘッジファンドの投資戦略
ベンチマークを上回る運用を目標にする日本の投資信託と異なり、下落相場でも絶対収益を追求するヘッジファンド。コロナショックをものともせず値上がりを続けているファンドも多い。本記事では、ヘッジファンドのパフォーマンスの源泉である投資戦略について紹介する。 -
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税金ゼロでできる事業承継
経営者にとって、相続・事業承継対策は頭の痛い課題だ。未上場会社でも、株価算定してみたら想定以上に株価が高く、事業承継に苦労する例も多い。帝国データバンクによると、2019年の日本全国の社長の平均年齢は59.9歳と過去最高を更新した。65歳以上で後継者未定の経営者が127万人いるとされており、雇用と経済の維持のため、国も様々な施策を打ち出している。 平成30年の税制改正で、10年間限定で自社株式に係る税金がゼロになる制度が始まった。今回は、未上場会社の経営者に向けて事業承継を円滑に行うための「事業承継税制」について解説する。 -
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意外と知らない、不動産による相続税対策
相続税対策の第三弾として、不動産による相続税対策を紹介する。不動産は現金と異なりきっちり別けることができないためトラブルになりやすいが、不動産の税制メリットは大きい。富裕層にとっては不可欠の知識を、注意点も含めて説明する。